先日開催されたワークショプ「フィクションの中へー没入の美学*1」の岡田さんの発表についての感想。 大雑把に内容を説明すると、フィクションを鑑賞時に生じる情動について何らかの規範(「このシーンではこう感じるべき」)があるが、その規範がどのように…
発表スライド:https://drive.google.com/file/d/1eceT5cVtBM7bu-VQoKyNiME4HXC8GMND/view?usp=sharing 発表原稿*1:https://drive.google.com/file/d/1Mx5xcOr_R3dxP10denRaBz1Mp1TbdFKl/view?usp=sharing *1:今回は特に後半発表原稿を無視して話していたの…
0. はじめに 美学会で僕がした発表の紹介と反省会 スライド:https://drive.google.com/file/d/1gBr3uGFamesHXdtqixPk5pGpQKgzFPgf/view 原稿:https://drive.google.com/file/d/1XqEHEC260llH14aHI8T5dYZrgHqzKP3I/view 発表についてはスライドと原稿を並べ…
前回は、ゲームプレイごとに虚構世界が異なることは、作品世界とごっこ遊びの世界の関係ではなく、作品と事例がそれぞれ持つ作品世界の関係として説明できるという話をした。ここからは実際に作品と事例で虚構的真理を分ける研究を取り上げていく。
1. はじめに 「ビデオゲームはインタラクティブなメディアなので、プレイヤーは自分自身の手で独自の物語を作ることができる *1」 *1:これは文献の引用とかではなく、僕が適当に書いた。
問題意識がだいぶ共通するし、読んでいて共感できる内容だった。ただ、ビデオゲームの物語を取り巻く問題はそんなに簡単じゃないと思う(ここからの話(1-5)はここで紹介する論文に対してというよりは、2000年代の物語に関する論文全体に対する愚痴)。 ゲ…
マリー=ロール・ライアン*1が書いたデジタルメディアの物語についての論文。実はユールの「Games Telling stories?」*2と同年代(というか同じジャーナル)に出ている。とはいえ、ライアンの立場(関心)はユールとはだいぶ異なるし、アプローチも全然違う*3…
(こっちはガチで自分用のメモとして使用するので、読んでも内容がわからない可能性があります。)
(多少頑張ってまとめていますが、どこまで持つかわかりません。けっっして鵜呑みにしないように)
(こっちはガチで自分用のメモとして使用するので、読んでも内容がわからない可能性があります。)
(こっちはガチで自分用のメモとして使用するので、読んでも内容がわからない可能性があります。)
(こっちはガチで自分用のメモとして使用するので、読んでも内容がわからない可能性があります。)
(こっちはガチで自分用のメモとして使用するので、読んでも内容がわからない可能性があります。)
(こっちはガチで自分用のメモとして使用するので、読んでも内容がわからない可能性があります。)
(こっちはガチで自分用のメモとして使用するので、読んでも内容がわからない可能性があります。)
(こっちはガチで自分用のメモとして使用するので、読んでも内容がわからない可能性があります。) 全体的な話 各章の要約となっているっぽい。
ビデオゲーム研究では有名なユール*1が書いた論文。「ゲームは物語なのか?」「ゲームを物語としてみるべきか?」といった問いに対し、具体的に概念を当てはめたり、他メディアの物語と比較・検討している。とはいえ、ユールがイントロに述べているように、…
カットシーン*1が話題に上がった際に結構引き合いに出される(印象がある)論文。ただ、議論の中身について触れられることはあまりない気がする(なので読んでみた)。 タイトルは「カットシーンを擁護するために」となっているが、メインは行き過ぎたルドロ…
「シミュレーションvs物語」とあるように、シミュレーション*1と物語を比較して、「ビデオゲームは物語ではなくシミュレーションに基づいている」と主張している論文*2。ただ、結構論点が散らばっていたり、規範的な主張が混ざっていたりと結構注意して読む…
このブログについて このブログは現代のポップカルチャーのフィクション作品*1を哲学的に考えていこう的な感じ。 フィクションを哲学するとは フィクション作品の持つ性質(あるいは謎)について、理論立てて理解を深めていこうということ。というか、そうい…