先日開催されたワークショプ「フィクションの中へー没入の美学*1」の岡田さんの発表についての感想。
大雑把に内容を説明すると、フィクションを鑑賞時に生じる情動について何らかの規範(「このシーンではこう感じるべき」)があるが、その規範がどのようにして決定されるのかという話。詳細は本人のresearchmap*2にあるのでそこから確認してほしい。
僕も(一応)フィクションの哲学の研究者だが*3、自分とはかなり違う論点を扱っていて面白いと思った。全体的な論の運びもわかりやすいし、芸術的デバイス(?)が現実にも用いられている話やフィクション鑑賞の在り方には様々な要素が関係している話は「確かに」と思った。
ただ、発表について引っ掛かる点があったのだが、うまい具合に整理できずその場で聞くことができなかった。それで頭の中に残った疑問点をそのまま残しておくと気持ち悪いので、ここに記しておく*4。
*1:https://fiction-4.jimdosite.com/
*2:https://researchmap.jp/shinokada/presentations/45570521
*3:僕の場合は、特定のジャンル(ビデオゲームなど)の実践を説明するためにフィクションの哲学の理論を使っているだけので、フィクションの哲学の研究者と言っていいのかちょっと怪しいかも…。なんか他の哲学者のツイートを見ていると、彼らとは哲学を研究する動機が違う感じもするし。
*4:勢いだけでずっと書き続けてもう眠たい(朝9時)ので、わけわからん文章になっているかも…。あんまり本人に読まれたくないかも…。